マカオ警察総局がカジノIR施設内外で大規模社会浄化作戦展開…違法な貨幣両替などに従事した中国本土出身男女30人の身柄拘束

 マカオ警察総局は1月4日午後1時から午後8時にかけて、コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)内外で刑事捜査員30人を動員する大規模な社会浄化作戦を展開した。

 今作戦において調査対象となったのは男女152人(男105人、女47人)で、このうち違法な貨幣両替やゲーミング(カジノ)チップの両替に従事していた中国本土出身の男女30人(男20人、女10人)の身柄を拘束したとのこと。身元確認を終えた後、治安警察局出入境管理廳に身柄を移すとしており、いずれも中国本土へ強制送還される見通し。

 新年を迎えたばかりだが、中華圏では春節(旧正月)を祝う習慣が根強く残る。今年は1月25日が春節にあたり、主に中国本土から多くの旅客がマカオを訪れると予想されている。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

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