マカオで「コスプレ」が新産業として注目=学生の趣味からビジネスへの転換に期待

マカオで昨日(7月24日)から第2回マカオ国際ボードゲーム同人アニメフェアが開幕した。漫画、アニメ、ゲーム、小説など広く「同人」をテーマにしたイベントで、日本の歌手や台湾の有名コスプレーヤーが出演するステージショー、コスプレ撮影会のほか、マカオ、香港、中国本土から約70のエキジビターがブース出展する。会期は3日間で、主催者はおよそ3万人の来場者を見込んでいるという。

マカオの日刊紙「澳門日報」が7月25日付紙面で報じた内容によると、ここ数年、マカオでも若者を中心にコスプレ愛好家が増加傾向にあるという。アジアコミック&アニメーションカルチャーアソシエーションの胡国峰常務理事は同紙の取材に対し、マカオのコスプレ愛好家はすでに数百人規模(参考:マカオの人口64万人)に達しており、コスプレの完成度とプロ意識が評価されているとコメント。また、マカオのコスプレ文化はすでに成熟期に入っているとの認識で、日本との交流を通じて知名度も上がっているとのこと。

一方、胡氏はマカオのコスプレーヤーの多くが学生であり、現状では趣味の域を超えないものと指摘。日本ではロケーションフォト、フォトグラファー、メイクアップ、衣装政策、小道具など、コスプレ周辺の産業化が進んでいること挙げ、今後、マカオもコスプレが有望な新産業として期待される分野とした。マカオのコスプレは中国本土比較して高レベルにあり、中国本土と近接しているマカオの地の利を活かし、巨大な中国マーケットを取り込むチャンスが十分にあるというのがその理由とのこと。中国本土で開催されるコスプレ撮影イベントやパレードに参加するマカオのコスプレーヤーも多いという。

マカオでは、経済の過度なカジノ依存からの脱却を目指す動きが活発化している。今回のマカオ国際ボードゲーム同人アニメフェアは、マカオ政府の教育部門、貿易投資促進部門、文化部門などがサポートしており、期待の高さが伺える。

なお、マカオでも日本のマンガ、アニメが絶大な人気を誇る。最近では「進撃の巨人」や「妖怪ウォッチ」が一世を風靡している。

日本のテレビ局の取材を受けるマカオの「ラブライブ」コスプレーヤー(資料)=マカオ・西湾湖広場、2015年3月—本紙撮影

日本のテレビ局の取材を受けるマカオの「ラブライブ」コスプレーヤー(資料)=マカオ・西湾湖広場、2015年3月—本紙撮影

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