レジェンドパレスホテルで消防訓練実施…いよいよ開幕間近=マカオフィッシャーマンズワーフ内の新5つ星カジノホテル
- 2017/1/25 9:25
- 産業・経済
マカオの主要な海の玄関口となる外港フェリーターミナルに近い新口岸地区にあるテーマパーク、マカオフィッシャーマンズワーフ内で建設中の新ホテル、レジェンドパレスホテル(中国語表記:勵宮酒店)で1月24日、マカオ消防局とホテル運営会社による合同消防訓練が行われた。
マカオの通例では、新ホテル開業前の最終段階で消防訓練が実施されることから、まもなくオープンするものとみられる。
訓練の内容は、ホテル3階バックヤードで火災が発生したとの想定で実施され、内部緊急セキュリティ対策計画に基づいた対応及び消防局との連携が確認されたとのこと。双方合わせて150人が参加し、当初計画通りおよそ30分で終了したという。
マカオフィッシャーマンズワーフを運営するマカオレジャー大手のマカオレジェンドディベロップメント社(MLD)がこれまでに公表した資料によれば、レジェンドパレスホテルは中世の中・北アジア風がテーマといい、ホテル等級は5つ星、スイートを含む客室数は223室で、カジノを併設予定とのこと。
目下、MLDでは3軒のホテルの新設を含むマカオフィッシャーマンズワーフの大規模リノベーション工事を進めている。1つ目のホテル、東欧・プラハをテーマとしたハーバービューホテル(客室数444室、4つ星)は昨年(2015年)2月に開業済み。2つ目がレジェンドパレスホテル。3つ目は17世紀中欧のルネッサンス風をテーマとしたレジェンデールホテル(客室数500室、5つ星)で、2018年末までの竣工を予定しているという。