マカオ消防局は6月20日、コロアン島の九澳地区にある油槽所で海事・水務局と油槽所管理会社と合同消防訓練を実施。およそ100人と消防の緊急車両9台が参加した。

訓練はディーゼル燃料を積載した船舶からタンクに給油中、パイプラインから燃料が漏れ出した際、近くで溶接作業中をしていたため一気に火が燃え広がったというシナリオで行われ、安全対策の速やかな立ち上げ、作業停止命令の発出、避難誘導、消防局への通報といった一連の緊急マニュアル及び消防による事故処理、けが人の搬送の手順などが確認された。

今回の訓練は予定通り約40分間で終了したとのこと。

コロアン島・九澳地区の油槽所で行われた消防訓練の様子＝2017年6月20日（写真：マカオ消防局）