マカオ政府統計調査局は3月1日、今年（2018年）1月の商品貿易統計を公表。

今年1月の商品貿易輸出総額は前年の同じ時期から26.2%増の12.3億パタカ（日本円換算：約161.7億円）。このうち、再輸出は34.8%増の10.8億パタカ（約142.0億円）で、品目別では機械設備・パーツが4.4倍の顕著な増加。マカオ製の商品の輸出は14.2%減の1.5億パタカ（約19.7億円）。商品貿易輸入総額は31.9%増の84.3億パタカ（約1108.5億円）。品目別では、建築資材が98.8%、小型車及びバイクが87.1%、携帯電話が50.1%のそれぞれ顕著な増加。同月の商品貿易赤字は72.0億パタカ（約946.8億円）。

主要輸出先別では、中国本土が92.4%増の2.1億パタカ（約27.6億円）、香港が26.0%増の8.1億パタカ（約106.5億円）、米国が30.8%減の1546万パタカ（約2.0億円）、EUが39.7%減の1276万パタカ（約1.7億円）。品目別では、非紡績商品が25.0%増の11.6億パタカ（約152.5億円）。機械設備とパーツが4.4倍の1.9億パタカ（約25.0億円）、電子部品が53.2%減の3758万パタカ（約4.9億円）。紡績品及び衣類は52.2%増の6689万パタカ（約8.8億円）。

主要輸入元については、中国本土が34.8%増の30.7億パタカ（約403.7億円）、EUが16.7%増の19.1億パタカ（約251.2億円）、ポルトガル語圏諸国が17.4%増の7193万パタカ（約9.5億円）。品目別では、消費財が18.6%増の50.8億パタカ（約668.0億円）。このうち、ゴールド製ネックレスが33.0%増の8.3億パタカ（約109.1億円）。ハンドバッグ及び財布が34.6%増の3.7億パタカ（約48.7億円）、小型車及びバイクが87.1%増の1.5億パタカ（約19.7億円）顕著なプラスだった。

今年1月の商品貿易総額は前年同月から31.1%増の96.5億パタカ（約1268.9億円）。

マカオの町並み（資料）＝マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月（写真：GCS）