マカオ、4月21日の出入境人数が57万人に…単日として春節期上回る今年最多を更新

マカオ治安警察局は4月22日、同月21日(土)のマカオ出入境人数が57万人(延べ、以下同)に達し、年間最大の多客期となる春節(旧正月)シーズンに記録した単日記録の55万人を上回ったと発表した。

また、同日のマカオ半島北部にある中国本土との主要な陸路の玄関口にあたる關閘イミグレーション施設経由の出入境人数は33万人で、過去最高記録を更新したとのこと。

同局では、各イミグレーション施設の出入境審査官を増員して対応したほか、市民及び旅客の安全を図るため、施設内外における誘導人員を増やすなどして秩序維持にあたったとした。

ちなみに、4月21日の天候は曇り。旅客動向に大きな影響を与えるような催事もない通常の土曜日だった。今後、5月上旬に労働節ゴールデンウィークの多客期が控えている。

マカオは人口約65万人、面積約30平方キロという小さな街だが、アジア有数の観光都市として知られる。近年、インバウンド旅客数が右肩上がりの増長を続けており、昨年(2017年)は過去最多の3260万人に達した。

今年最多の単日出入境人数を記録した当日の關閘イミグレーション施設の様子=2018年4月21日(写真:マカオ治安警察局)

今年最多の単日出入境人数を記録した当日の關閘イミグレーション施設の様子=2018年4月21日(写真:マカオ治安警察局)

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