コンベンション・エキジビション産業の発展を狙うマカオ政府では、同産業の誘致で成功を収める香港の事例の研究を進めているようだ。

マカオ特別行政区政府コンベンション・エキジビション産業発展委員会対外協力チームとマカオ貿易投資促進局（IPIM）の一行9名が2月7日、香港旅遊発展局、香港貿易発展局を相次いで訪れた。香港の両部門では、香港におけるコンベンション・エキジビション関連産業発展の歴史や特色、政府によるサポートの仕組み等についての説明を受けた後、意見交換を行ったという。

マカオではコンベンション・エキジビション産業をカジノと並ぶ今後の観光業の中核として位置づけており、政府による主催者及び出展者への支援計画などが相次いで発表されている。また、カジノリゾートホテルも積極的にコンベンション・エキジビション関連施設をオープンさせるなど、官民で同産業の誘致に向けて取り組みが進んでいる状況。

香港旅遊発展局を訪れる一行 (c) IPIM

香港貿易発展局訪問 (c) IPIM