マカオ国際空港、搭乗手続き締切時間を「出発時間の60分前まで」に統一…8月5日から

マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは7月30日、今年(2019年)8月5日から、同空港を出発するすべての旅客便の搭乗手続き(チェックイン)締切時間を「出発時間の60分前まで」に統一すると発表。

理由については、近く受託手荷物検査プログラムの更新を予定しており、搭乗手続きと受託手荷物の検査にかかる時間が長くなることが予想されるためとしている。

CAMでは、搭乗手続き締切時間に間に合うよう余裕をもって空港に到着するよう呼びかけている。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)に1日2往復、大阪(関西)に1日1往復、福岡に週4往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年12月18日からは関西線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。今年の年間旅客数見込みは過去最多だった前年から16%増となっている。目下、年間旅客数キャパシティを1000万人に増やす拡張工事が進められている。

マカオ国際空港旅客ターミナルビル出発階の搭乗手続きカウンター(写真:CAM)

マカオ国際空港旅客ターミナルビル出発階の搭乗手続きカウンター(写真:CAM)

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