マカオ、女子高生と男性教諭の遺体発見…女子高生の自宅から遺書、心中か

 マカオ司法警察局は12月12日午後、マカオ半島北部の新橋エリアにあるペンサオンと呼ばれる簡易宿泊施設の客室内トイレで男女2人の遺体を発見したと発表。身元については、近くにある高校に通う1年生の女子生徒(16)と、同校の男性教諭(35)とのこと。

 遺体発見時、現場には練炭の燃えかすが残っていたという。遺体の着衣は整っており、事件に巻き込まれた形跡はなく、心中を図ったものをみられるが、詳しい死因については司法解剖の結果を待つ必要があるとした。

 同日、女子生徒の両親が女子生徒が書き残したとみられる遺書とともに、娘が行方不明になったと警察署へ相談に訪れたという。その後、警察が天眼(スカイアイ)と呼ばれる公共エリアの監視システムの映像などを活用して女子生徒の足取りを追い、1時間以内に簡易宿泊施設にいることを特定。客室に入ったところ、遺体が見つかったというもの。

 女子生徒の通う高校の校長によれば、男性教諭は同校で13年にわたって教鞭を執っているとのこと。この学校は幼稚園から高校までの一貫教育校で、女性生徒は幼稚園から通っていたという。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

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