マカオの20年7月運輸通信統計公表…商用便フライト数が95.2%減

 マカオ政府統計調査局は8月31日、今年(2020年)7月の運輸通信統計を公表。

 今年1月下旬以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策の一環として水際対策の強化が続く中、航空便にも大きな影響が及んでいる。7月にマカオ国際空港を離発着した商用便のフライト数は前年同月から95.2%減となる309便にとどまった。1〜7月累計では前年同時期から77.5%減の9470便。

 また、7月のマカオ国際空港における航空貨物取扱量は37.4%減の2048トン。内訳は輸入が49.8%減の297トン、輸出が24.7%減の1678トン、トランジットが83.8%減の73トン。1〜7月累計の航空貨物取扱量は前年同時期から29.5%減の1万5263トン。

 7月の陸路のコンテナ貨物の総重量は18.6%増の1888トン、海路は22.7%減の1万0298トン。1〜7月累計では陸路が前年同時期から33.4%増の1万3463トン、海路が28.4%減の6万1633トン。

 このほか、7月末時点の携帯電話契約数は前年同月から20.4%減の166万5466件。プリペイドSIMカードに限ると34.7%減の84万8474件。固定電話契約数は7.1%減の11万0910件、インターネット契約数は7.8%増の60万9164件。7月単月のインターネット総接続時間は1.7%増の1.3億時間、1〜7月累計では5.0%増の9.5億時間。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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