サンズマカオが開業17周年でタクシー運転手へ特製弁当配る恒例イベント開催…ゲストには特製エッグタルト=マカオ初の本格ラスベガス型IR

 マカオ半島新口岸地区にあるカジノ付きリゾートホテル「サンズマカオ」がきょう(5月18日)に開業17周年を迎えた。

 運営会社は開業記念日にあたって特製弁当を用意し、スタッフがタクシードライバーに無償配布した。

サンズマカオ開業17周年を記念して実施されたタクシードライバーへの弁当無償配布=2021年5月18日(写真:Sands Macao)

 サンズマカオでは、2004年の開業以来、開業記念日にタクシードライバーへの弁当配布は恒例実施している。運営会社によれば、市民や観光客を運んできてくれるタクシードライバーの存在があってこそ施設の成功があるとの考えに基づき、日々の貢献に対する感謝の意を表し、慰労するのが目的とのこと。

 また、今年はゲスト向けにも特製エッグタルト1000個が用意された。エッグタルトはマカオの名物スイーツのひとつとして知られる。

タクシードライバーに配布された弁当のイメージ(写真:Sands Macao)

 サンズマカオはマカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営の一角にあたるサンズチャイナが運営。マカオ半島新口岸地区の外港フェリーターミナルに近い好立地にマカオにとって初めてとなる本格ラスベガス型IR(統合型リゾート)として2004年5月18日にオープンした。

 マカオでは比較的早期にコロナ封じ込めに成功しており、400日以上にわたって市中感染確認ゼロが続いている。また、同じく状況が落ち着いている中国本土との間で往来制限緩和も進んでいる状況で、インバウンド旅客数、カジノ売上とも回復傾向にある。

ゲストに対するエッグタルト配布の様子=2021年5月18日(写真:Sands Macao)

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