ホテル客室2万3千室増へ、現状のほぼ倍に

マカオ政府土地工務運輸局は21日、今年(2013年)第1四半期に建設中、認可待ちのホテル数が38軒、客室数が2万3千室に上るとの最新統計結果を発表。

2013年第1四半期時点で着工済みのホテルは10軒、認可待ちのホテルは28軒あるという。着工済みホテルの内訳はマカオ半島が8軒で653室、コタイ地区が2軒で3,726室。認可待ちホテルの内訳はマカオ半島17軒2,500室、タイパ島3軒1,190室、コタイ地区6軒14,215室、コロアン島2軒620室。

2013年3月末時点で営業中のホテル客室数合計が約2万8千室であることから、今年第1四半期に建設中、認可待ちのホテル客室数2万3千室を加えると現状のほぼ2倍になる見通し。今後、供給増に伴うホテル間の顧客獲得競争が熾烈になると予想されるが、一方で珠江西岸地域における高速鉄道網の拡充、港澳珠大橋の開通、マカオ国際空港の拡張、イミグレーションの24時間化といった交通及び通関インフラの拡充に伴う旅客増も期待されている。

2012年から2013年初頭にかけ相次いで開業したサンズコタイセントラル内のホテル(資料)―本誌撮影

2012年から2013年初頭にかけ相次いで開業したサンズコタイセントラル内のホテル(資料)―本誌撮影

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