8月カジノ売上17.6%増、金額歴代2位

マカオ特別行政区政府博彩監察協調局は9月2日、今年(2013年)8月の月間カジノ売上が307.37億パタカ(日本円換算:約3,839億円)となり、前年同月比17.6%増だったことを発表した。金額としては歴代2番目に多い。

市場の予想を大きく上回る結果に、香港証券取引市場ではマカオのカジノ株が軒並み上昇。サンズチャイナ、ギャラクシーエンタテインメントの2社が上場来高値を付けた。これまで、中国本土経済に対する不安要素が懸念されてきたが、マカオのゲーミング市場は好調を持続しており、もはや心配する声はほとんど聞かれない。

8月までの累計カジノ収入は前年同期比16.2%増の2,316.7億パタカ(同2兆9千億円)となり、このペースで行けば2013年の年間カジノ収入は3,500億パタカ(同4兆3700億円)を上回る可能性が高い。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

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