マカオの食塩在庫充足、供給続く…当局「過度な心配無用」

 東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の海洋放出が8月24日に開始となった。これと相前後して、中国本土の各地で食塩の買い占めが起き、スーパー等の店頭で品薄の状況が出現したとするニュースが香港・マカオのローカルメディアでも報じられている。

 マカオ政府経済・科技発展局と消費者委員会は8月26日夜、マカオにおける食塩供給についてのの最新状況を発表。目下、充足した在庫量を維持しており、スーパー等の店舗では商品の追加仕入れ及び素早い陳列棚への補充対応を進めているとし、入荷から店頭に並ぶまでの間に一定時間を要しているが、市民に対して購入を急いだり、買い溜めしたりする必要はないと呼びかけた。また、サプライヤー及び小売業者の両面と緊密にコミュニケーションを図り、正常な食塩の供給及び食塩価格の安定を確保しているとした。

マカオのスーパーでは食塩の適時補充と速やかな陳列が行われている状況(写真:マカオ政府経済・科技発展局/消費者委員会)

 両機関が業界から提供を受けた資料によれば、目下の全マカオ市民の1ヶ月以上分の使用量に相当する食塩の在庫があり、品薄の問題は発生していないとのこと。サプライヤーは発注を継続し、小売店への速やかな配送を行っているという。

 両機関では、連日市内の巡回を継続的に実施することで小売におけるルール違反行為の出現を厳格に防ぐとともに、小売店に対して食塩の販売状況、速やかな商品補充と陳列を求め、業界からポジティブな回答を得ているとし、市民に対して過度な心配は無用であり、理性ある消費行動を求めるとした。

マカオにおける食塩の在庫量は充足しており供給が絶え間なく続く状況(写真:マカオ政府経済・科技発展局/消費者委員会)

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