マカオ、2023年10月のインバウンド旅客数は約276万人…コロナ前2019年同月の約86%

 マカオ政府統計調査局は11月20日、今年(2023年)10月の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 今年10月単月のインバウンド旅客数は前年同月から375.1%増、前月から19.8%増となる275万7308人(延べ、以下同)で、2ヶ月ぶりプラスに。

 今年10月のインバウンド旅客の内訳は、日帰り旅客が前年同月から316.4%増の145万1703人、宿泊を伴う旅客が444.1%増の130万5605人。平均滞在時間は0.6日短い1.2日で、内訳は宿泊を伴う旅客が0.9日減の2.3日、日帰り旅客が0.1日増の0.3日。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、前年同月比275.7%増の194万9510人、全体に占める割合は70.7%。このうち個人旅客が399.2%増の100万9269人。中国本土に次いで多かったのは香港からの旅客で、1096.4%増の59万2325人。その他については、多い方から順に台湾の5万3667人、フィリピンの2万9864人、韓国の2万5647人、タイの1万4077人の順で、日本は12番目の7769人にとどまり、前月から約2000人の減少だった。

 10月のインバウンド旅客が対前年で大幅増となった要因については、昨年12月から事実上のゼロコロナ政策への転換が進み、今年1月8日に水際措置が大幅緩和されたことが大きい。10月は初旬に年間最大の書き入れ時のひとつにあたる国慶節ホリデーが存在する。

 今年1〜10月累計のインバウンド旅客数は前年同期比358.8%増の2268万5476人。内訳は、宿泊を伴う旅客が460.8%増の1154万2405人、日帰り旅客が286.1%増の1114万3071人。平均滞在時間は0.1日短い1.3日で、内訳は宿泊を伴う旅客が1.0日減の2.3日、日帰り旅客が0.2日増の0.3日。

 なお、昨年通期のインバウンド旅客数は対前年26.0%減の570万0339人で、新型コロナの影響が生じて以降の最少だった。今年に入って以降、インバウンド旅客は急回復しており、4月終了時点で昨年通期を超過。また、そこからわずか1ヶ月の5月終了時点で昨年の2倍に達し、さらに6月終了時点で1千万人の大台を突破。2千万人突破までは4ヶ月かからず、回復の勢いが続いていることがうかがえる。参考までに今年1〜10月累計のインバウンド旅客数はコロナ前2019年同時期(3341万2657人)の67.9%に相当。10月単月(320万9751人)では同85.9%。今後、年末にかけてコロナ前との比較でどの程度まで回復するかが注目される。

2023年国慶節大型連休中の世界遺産・セナド広場の様子(写真:MGTO)

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