マカオ、クリスマスイブの単日インバウンド旅客数が12万人超に

 クリスマスシーズンを迎えたマカオでは、市内各所がクリスマスデコレーションで彩られ、イベントも多数開催されるなど、ホリデームードが街じゅうに漂い、インバウンド旅客を惹きつけている。

 マカオ治安警察局が12月25日未明に公表した速報値によれば、クリスマスイブにあたる12月24日の単日インバウンド旅客数は12万0594人に上った。

 マカオにとって第一、第二の旅客ソースとなる中国本土と香港ではクリスマスイブはパブリックホリデーではないが、今年は日曜日にあたることから、インバウンド旅客数の底上げにつながったとみられる。香港については、クリスマス当日(25日)とボクシングデー(26日)がパブリックホリデーとなっている。

 マカオのインバウンド旅客数は今年(2023年)に入って以降、アフターコロナで急回復しており、1〜11月累計ではコロナ前2019年同時期の約7割に相当する2526万9073人に達している。

 参考までに、今年の単日インバウンド最多は中国本土の国慶節連休2日目にあたる9月30日に記録した約15.8万人。

冬のマカオの町並み=2023年12月2日、世界遺産・セナド広場にて本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は9月16日、偽の高級腕時計1点を質入れしたとして中国人(中国本土居民)の男を逮…
  2.  マカオのマカオ半島とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte Ma…
  3.  マカオで2つの統合型リゾート(IR)を運営するMGMチャイナホールディングス(以下、MGM)は9…
  4.  マカオの新公立病院「マカオ協和医院(正式名称参考日本語訳:離島医療コンプレックス北京協和医院マカ…
  5.  マカオ政府保安司司長弁公室は9月16日に会見を開き、今年上半期(2024年1〜6月)の犯罪統計及…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun