中国中央がマカオ行政長官とマカオ特区政府の取り組み評価
- 2025/12/17 10:21
- 社会・政治
中華人民共和国マカオ特別行政区政府が12月16日夜発表したところによれば、習近平国家主席は12月18日午後、北京の中南海瀛台でマカオ特別行政区の岑浩輝行政長官と会談し、岑行政長官からマカオの最新情勢とマカオ特別行政区政府の取り組みについての「述職」報告を受けたと発表。
マカオ特区政府の発表によれば、習主席は、この一年、(2024年12月20日に第6代マカオ行政長官に就任した)岑行政長官が新たな(第6代の)マカオ特別行政区政府を率い、果敢に前進し、実務を重視して成果を上げ、国家の主権、安全、発展上の利益を断固として守り、マカオ第8期立法会選挙を円滑に実施、公共行政改革を推進、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の建設に積極的に参加し、各事業が新たな進展を遂げたことを評価した上、中央は岑行政長官と特区政府の取り組みを十分に評価していると表明したとのこと。

また、習主席は、中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議が「第15次5カ年計画」(2026〜30年)期間の国家経済社会発展について戦略的構想を示し、「一国二制度」「マカオ人によるマカオの統治」、高度な自治の方針を揺るぎなく貫徹し、マカオの長期的な繁栄と安定を促進することを強調したと指摘。マカオ特別行政区政府は、国家の「第15次5カ年計画」と積極的に連携し、行政主導を堅持・改善し、経済の適度な多様化発展を着実に推進し、ガバナンスの実効性を絶えず向上させ、国家の発展の大局により良く融合し、貢献するよう求めたという。
岑行政長官は、習主席がマカオ特区政府の取り組みに対して示した十分な肯定と貴重な指導、重要な指示に対し心から感謝の意を表するとともに、特区政府はこれらを真摯に学び理解し、断固として貫徹・実行し、習主席の重要な指示を来年度の施政計画に反映させ、マカオにおける各事業の発展を不断に推し進めていくことに尽力する考えを示した。
今回の会談には、李強国務院総理をはじめとする中央の主要幹部も同席した。






















