マカオ・コタイ地区の大型円形陸橋、結合作業完了

マカオ政府建設発展オフィスは8月18日、コタイ地区のヴェネチアンマカオとシティ・オブ・ドリームズに面した場所にあるロータリー、路氹連貫公路圓形地で建設中の大型円形陸橋について、最後の接続部分の結合作業を同日深夜に完了したと発表した。2015年第1季のテスト運用開始を予定している。

この円形陸橋は半径約62メートルの路氹連貫公路圓形地の外周部に設置され、半径62メートル、全長約391メートル、道幅6メートルにも及ぶ大規模なもの。地上への出入口は5箇所に設けられる予定。同ロータリーでは車道の立体交差工事が完了したばかり。コタイ地区の発展に伴い交通量が増大しており、陸橋の整備で歩車分離による渋滞緩和と安全性向上を図る。

また、すでにヴェネチアンマカオ西口前からタイパヴィレッジまで開通済みの動く歩道との接続も将来的に予定されているといい、コタイ地区とタイパヴィレッジとの往来がより容易となる。

結合作業を終えたコタイ地区の円形陸橋(写真:建設發展辦公室)

結合作業を終えたコタイ地区の円形陸橋(写真:建設發展辦公室)

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