マカオにも並行輸入のiPhone 6続々—中国本土客の好みは大画面の金色

9月19日に一部の国や地域で発売となり、世界中で大ブームとなっているアップルコンピュータ社の新型スマートフォン「iPhone 6」。特に、公式販売時期が未定の中国本土で価格が高騰している。マカオでも公式販売は始まっていないが、水貨と呼ばれる並行輸入品が次々と上陸しており、市内の携帯電話専門店でプレミア価格で販売されている。

9月22日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。マカオの販売店では画面サイズ4.7インチ、ストレージ容量16GBのiPhone 6が8,000〜9,300パタカ程度(日本円換算:約109,000〜127,000円)の価格となっている。ある販売店のスタッフによると、中国本土客には価格が14,000パタカ前後する5.5インチ、64GB、金色のiPhone 6 Plusが人気だという。中国本土からわざわざiPhone 6を購入するためだけにマカオを訪れる客も多いという。

iPhone 6はカラーが3種、ストレージ容量が3種のバリエーションがあるが、販売店によると、ストレージよりもカラーが価格を決める大きなポイントになっているという。最も値段が安いものは4.7インチ、16GBのiPhone 6「白」で、価格は8,000パタカ。ストレージが128GBのものでも価格差は400〜600パタカ程度という。一方、同じ16GBでもブラックは9,100パタカ、ゴールドは9,300パタカとなる。なお、中国人が金色を好むのに対し、地元マカオ市民は5.5インチ、64GB、白色のiPhone 6 Plusが人気となっているとのこと。

ストレージ容量による価格差がほとんどないというのは、中国本土では新型iPhoneを持つことがステータスになっていることの証左といえる。

マカオや香港のメディアでも、転売目当ての中国人が日本のアップルストアに大挙して押し掛けたというニュースが大きく報じられている。円安傾向にある中、日本の公式店のiPhoneの販売価格が世界で最も安いという情報が中国人の間に駆け巡っているといい、これを契機に日本を訪れる中国人旅客が増えるのでは、という話も出ているほど。

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