訪マカオ団体旅客13%増の98万人=15年2月、中国本土からが全体の9割

マカオ政府統計調査局は4月2日、今年(2015年)2月の団体旅客統計を発表。同月マカオを訪れた団体旅客は前年比13.2%増の98.3万人(のべ、以下同)に達した。2月は旧正月連休シーズンにあたる。

出発地別では、中国本土からの団体客が21.5%増の80.4万人で、広東省発が半数以上となる41.8万人だった。総数に占める中国本土旅客の割合は89.0%。

このほか、団体旅客数が多い順で、台湾の5.3万人(12.0%減)、韓国の4.1万人(7.7%増)、香港の3.9万人(8.1%増)、日本の1.4万人(13.1%減)と続く。

なお、今年2月の入境旅客数(総数)は、前年同月比4.5%増の267.6万人(中国本土旅客占有率71.0%)となっている。

中国本土との陸路の玄関口となるマカオ半島北部の關閘イミグレーション到着ゲート=2月21日(写真:GCS)

中国本土との陸路の玄関口となるマカオ半島北部の關閘イミグレーション到着ゲート=2月21日(写真:GCS)

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