マカオニュース画像

  • 産業・経済
  • 社会・政治
  • 珠江デルタ
  • 澳日関係
  • 科学・環境
  • 生活
  • スポーツ

マカオ、10月1〜9日の単日カジノ売上は約34億円…インバウンド旅客数回復も予想下回る

カジノ2022/10/12 15:23

 10月初旬は中国本土の大型連休「国慶節ゴールデンウイーク」にあたり、マカオの観光業界にとって書き入れ時となる。

 今年の国慶節ゴールデンウィークのマカオの単日平均インバウンド旅客数は2.6万人超となり、当局の予測(2.5万人)を上回った。しかしながら、カジノ売上の底上げにはつながらなかった模様。

 このほど大手金融機関シティが発出したリポートによれば、10月1〜9日のマカオのカジノ売上は約17億パタカ(日本円換算:約307億円)、単日平均約1.89億パタカ(約34億円)で、今年5月初旬の五・一(労働節)ゴールデンウィークの約2億パタカ(約36億円)、2月初旬の春節ゴールデンウィークの約3.33億パタカ(約60億円)に及ばなかったとのこと。また、直近の情勢を踏まえ、10月の見通しについて、70億パタカ(約1263億円)から55億パタカ(約993億円)へ引き下げるとした。引き下げ後の数字はコロナ前2019年同月の21%にとどまる。

 マカオと中国本土の間では、すでに隔離検疫免除での相互往来が再開しているものの、中国本土各地でコロナの流行が散発しており、マカオのインバウンド旅客数の戻りも限定的なものとなっている。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

関連コンテンツ

特集・コラム

>> 続きを読む

>> その他の記事

最新のマカオ新聞

2023年3月25日発刊 (4月号 vol.118」) マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

写真ニュース