マカオ、9歳女児へのセクハラ行為でビル管理人の男逮捕…エレベーターホールで繰り返し触る=家庭での性教育時に母親に被害告白

 マカオ治安警察局は9月16日、女児(9)に対してセクシャルハラスメント行為を繰り返したとしてタイパ島にある女児の住むマンションの管理人の中国本土出身の男(30)を逮捕したと発表。

 同月12日午後11時頃、女児が母親に連れられ治安警察局を訪れ、自宅マンションのエレベーターホールでビル管理員の男から複数回にわたってセクハラ被害に遭ったと通報。女児の話によれば、単独でエレベーターを利用する際、エレベーターホールで管理人の男からキスされたり、首、肩、腹部を触られたことが15回程度あったという。女児は怖さと気持ち悪さを感じて誰にも言えず我慢してきたが、12日に母親が女児へ性教育をしていた際、自身が受けた行為が性的なものだったことを知り、母親に対してこれまでの出来事を告白したとのこと。

 その後、13日午前7時頃に警察が現場マンションを訪れ、監視カメラ映像を確認したところ、9月8日と9日にかけて通報内容と符合する状況が存在したことが判明。管理人の男の身柄を拘束し、警察署で事情を聞いたところ、「女児がたいへんかわいく、親しくなりたかったので、そのような行為をしてしまった」などと犯行を認める供述をしたとのこと。警察は、男を児童に対する性犯罪で検察院送致済みとした。

 マカオではこのところ性犯罪が相次いでおり、中でも未成年者に対するものが目立つことから、警察が十分な警戒を呼びかけている。

女児へのセクハラ行為により検察院送致されたビル管理員の男(写真:マカオ治安警察局)

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