マカオ、新型コロナ「不活化ワクチン」の接種適用下限年齢を18歳から12歳へ引き下げ

(2021/10/18 12:35 配信)

社会・政治

 人口約68万人マカオでは、今年(2021年)2月上旬から新型コロナワクチン接種がスタート。ワクチンの在庫は初期から充足しており、市内各所に接種ステーションが設けられ、接種費用は無料だ。広く市民が接種を受けることができる体制が整っている。

 目下、マカオでは、中国医薬集団(シノファーム)製の不活化ワクチンとドイツ・ビオンテック製のmRNAワクチン「Comirnaty」の2種類のワクチンが使用されている。市民は、いずれかの中から希望する方の接種を受けることができるが、2つのワクチンには接種対象が規定されているため、年齢等の条件によって選択肢がない場合もある。

 10月18日付のマカオ特別行政府公報において、同日から不活化ワクチンの接種対象下限年齢を18歳から12歳へ引き下げる旨の行政長官令が掲載された。これにより、マカオにおける不活化ワクチンの接種対象は「満12歳以上かつ60歳未満と健康状況が良好でリスク暴露度の比較的高い60歳以上」となる。

 なお、もう一方のドイツ・ビオンテック製のmRNAワクチン「Comirnaty」の接種対象については、従来から「12歳以上」とされている。

 マカオ政府は免疫の壁を構築するため「接種率7割」を目標として掲げているが、これまでのところ約6割にとどまっている。中でも、20歳未満と60歳以上が大きく低迷している状況。20歳未満の接種率は4割弱となっており、選択肢が増えることによる接種率の向上が期待される。

新型コロナワクチン接種を受けるマカオ市民(資料)=2021年5月20日、マカオフォーラム(写真:GCS)

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