マカオ政府金融管理局は4月15日、今年（2016年）3月末のマカオ特別行政区の外貨準備高（外匯儲備資產總額）の初歩統計が1525億パタカ（190.9億米ドル、日本円換算：約2兆862億円）だったと発表。訂正後の今年2月の数値1532億パタカ（191.3億米ドル、約2兆958億円）から0.5%の下落となった。

3月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約12倍、広義マネーサプライ（M2）におけるマカオパタカ分の105.7%となっている。

また、3月のマカオパタカの貿易加重指数は105.93で、前月から0.48ポイント下落、前年同月から0.74ポイントの上昇。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比でマカオパタカ安、前年同月比でマカオパタカ高の状況にあることを示している。

マカオ金融管理局（資料写真）―本紙撮影