スタンガン所持の台湾出身男子2人逮捕…マカオでは禁制品=空港の手荷物検査で見つかる

マカオ治安警察局は、マカオ国際空港から出発する際の保安検査でスタンガン所持が発覚したとして、台湾出身の30代及び40台の電気工の男2人を武器弾薬関連法違反の疑いで逮捕、送検したと発表した。

警察発表によれば、4月20日午後5時半頃、空港保安スタッフからX線を使った手荷物検査を実施した際、台湾・高雄に向かう2人の旅客の手荷物の中に禁止武器と疑われる物体が入っているようだと警察に通報があった。現場に到着した警察官が調査を行なったところ、スタンガンであったことが確認されたとのこと。

被疑者は警察の調べに対し、所持していたスタンガンは同月19日に広東省珠海市のショッピングモールで購入したもので、仕事で照明用に使うため台湾に持ち帰ろうとしたなどと供述しているとのこと。

禁止武器をめぐっては、昨年(2016年)8月にも当局の事前許可を得ず米国から日本刀を輸入した南アフリカ人の男、12月にはスタンガンを所持していたフィリピン人の男、催涙スプレーを所持していた中国人の女、今年2月には実弾を所持していたタイ人の男がいずれもマカオ国際空港で逮捕される事案などが度々発生している。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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