マカオ、週次の歩行者による道路横断違反の検挙数は133件…8週ぶり減も6週連続3桁に
- 2026/2/1 9:21
- 社会・政治
マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中、歩行者による禁止場所や赤信号での道路横断行為が散見され、交通事故リスクの増大につながる懸念から社会的関心事のひとつとなっている。
マカオ治安警察局は1月29日夜、同局として道路安全維持へ取り組み、歩行者の違反行為に起因する交通事故の減少を目的としたマカオ各所での監察及び違反行為に対する取り締まり体制を維持する中、直近1週間(1月19日から25日まで)で歩行者による道路横断違反を133件検挙したと発表。前週から56件減(29.6%減)で、8週ぶりに減少。ただし、6週連続で3桁に。
アフターコロナでマカオと交通文化や習慣が異なるインバウンド旅客や海外労働者の数が回復する中、週次の検挙数の高止まりが常態化しており、同局はパトロールや取り締まりのほか、違反頻発地点への大型標識の設置やSNSへのマカオの交通ルールに関する啓蒙動画掲載といった対策を講じている。昨年(2025年)12月中旬まで14週連続で2桁を維持したが、依然として状況の改善には至っていない。

同局によれば、マカオの道路交通法の規定により歩行者は横断歩道など適切な横断用表示のある場所で道路を横断することが求められ、また信号機のある場所では信号の指示に従う必要があり、付近50メートル以内に横断表示のある場所がないところでは車両の通行に影響がない場合に最短距離での横断できるとしたほか、道路使用者は交通を阻害してはならず、他の道路使用者の安全や利便性に影響を及ぼしてならないとし、違反した場合は300パタカ(日本円換算:約5730円)の罰金が科されるとのこと。
同局公表の最新統計を参照すると、昨年通期(1〜12月累計)の違法道路横断検挙件数は前年から2.6%増の7651件、歩行者が絡む交通事故件数は13.9%増の581人に上った。同局では歩行者に対し、自身及び他の道路使用者の安全な通行を確保するため、不適切な道路横断や交通阻害行為をせず、必ず横断歩道や歩道橋等といった道路横断設備を使用すること、また運転者に対しても路面状況に留意し、安全な車間距離とスピードを保ち、人と車で譲り合い、共に安全な道路環境作りを進めるよう再三にわたり呼びかけている。






















