京都・高台寺がマカオで観光PR…現地主要メディアを訪問

日本観光庁のVISIT JAPAN大使を務める京都・高台寺の後藤典生執事長ら一行が8月7日にマカオを訪れ、現地主要メディアを訪問。高台寺及び京都市東山区の観光PRを行なった。

高台寺一行は同日午後、マカオの「澳門焦點報」編集部を訪れ、同紙及び「大衆報」、「濠江日報」の幹部らと座談会形式での取材に臨んだ。後藤執事長から高台寺の歴史、イベント、四季折々の見どころのほか、東山区一帯の回遊ルートなどを紹介。後藤執事長によれば、高台寺を訪れる観光客は年間およそ70万人といい、インバウンド旅客を増やすことで100万人を目指したいとのこと。目下、京都を訪れるチャイニーズ系ツーリストの大半が台湾からで、今後はマカオや香港に向けたPRに取り組みたい意向を示した。

澳門焦點報の范益民社長は、観光都市であるマカオにとって日本は重要な旅客ソースであると同時に、マカオ市民にとっても日本は人気の旅行先であるとし、マカオメディアとして両地の人的、経済的往来を活性化し、ウィン・ウィンの関係性を築くことにつながる情報発信に積極的に協力したいと述べた。

高台寺がマカオで本格的な観光PRを実施するのは今回が初めてのこととなる。

マカオメディア幹部らに高台寺の魅力をPRする後藤典生執事長=2017年8月7日、「澳門焦點報」編集部-本紙撮影

マカオメディア幹部らに高台寺の魅力をPRする後藤典生執事長=2017年8月7日、「澳門焦點報」編集部-本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ招商投資促進局(IPIM)は9月8日、同局と国際熱帯木材機関(ITTO)の主催による「グロ…
  2.  マカオ司法警察局は9月7日、非マカオ籍の男性ギャンブラーへ賭博用途のカネを高利で貸し付けた上、返…
  3.  マカオでは、台風11号(国際名「ヤギ」)の接近による影響で、9月5日午後10時から6日午後2時ま…
  4.  マカオでは、9月5日から6日かけて超大型の台風11号(国際名「ヤギ」)が接近し、激しい風雨に見舞…
  5.  マカオ経済の屋台骨となっているのが、カジノを主としたゲーミング(ギャンブル)産業だ。マカオにはカ…

ピックアップ記事

  1.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun