米カジノ監理当局がマカオカジノ運営大手ウィンマカオ会長兼CEOスティーブ・ウィン氏を調査…セクハラ疑惑の渦中

マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、ウィンマカオは2月1日、米国ネバダ州ゲーミング管理局及びマサチューセッツ州ゲーミング委員会が同社のスティーブ・ウィン会長兼CEOに対する疑惑について調査中であるとの公告を発出した。

公告の中で具体的な疑惑の内容には触れられていないが、香港証券取引所の規定により、この件に関して進捗があり次第、新たな公告を発出するとした。

マカオのカジノ監理当局にあたるDICJは1月29日、スティーブ・ウィン氏が米国で不当行為に関与したとされる報道を受け、ウィンマカオの経営陣と協議したことを明らかにしている。

事の発端となったのは、米紙によるセクハラ疑惑報道。その後、スティーブ・ウィン氏は米共和党全国委員会の財務委員長を辞任した。

ウィンマカオ(資料)=マカオ・新口岸地区、2015年4月—本紙撮影

ウィンマカオ(資料)=マカオ・新口岸地区、2015年4月—本紙撮影

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