韓国チェジュ航空が大邱とマカオ結ぶ直行定期便就航…週5往復

韓国のLCC(格安航空会社)チェジュ航空(IATAコード:7C)が12月3日、大邱(テグ)国際空港とマカオ国際空港を結ぶ初めての直行定期便を就航した。運航日は月、火、木、金、日曜の週5往復。

マカオ国際空港運営会社にあたるCAMが4日に公表したプレスリリースによれば、3日にマカオ国際空港で記念セレモニーが開催されたのこと。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年の年間旅客数は対前年8%増、開港以来最多となる延べ716万人に達した。CAMでは、今年に入って以降も好調を持続していることから、通期で800万人を上回ると見込んでいる。

マカオと韓国を結ぶ路線には、韓国系LCC4社(ソウル線にティーウェイ航空、ジンエアー、チェジュ航空、釜山線にエアプサン)が就航している。

マカオ国際空港で開催された記念式典=2018年12月3日(写真:CAM)

マカオ国際空港で開催された記念式典=2018年12月3日(写真:CAM)

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