マカオの19年4月の住宅不動産市場、前月から取引数プラスも平均平米単価は2.7%下落

マカオ政府財政局(DSF)が5月16日付で公表した最新統計によれば、今年(2019年)4月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から204件増となる787件だった。

一方、4月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同2.7%下落の10万7430マカオパタカ(日本円換算:約146万円)にとどまった。

4月の取引件数が増加した要因として、マカオ半島北部の黒沙環地区とコロアン島の新築物件でそれぞれ100件、80件超の取引があったことが挙げられる。

4月の全取引のうち、マカオ居民(マカオ居留権保有者)による初めての購入が占める割合は約84.6%。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

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