2014年度予算案通過、カジノ好調で歳入増

11月19日のマカオ立法会全体大会で、マカオ特別行政区政府の2014年度予算案が通過した。歳入は1,536億1,970万パタカ(日本円換算約1兆9,676億円)で、うち1,155億パタカ(同1兆4,796億円)をゲーミング特別税が占める。歳出は前年比6%減の776億パタカ(同9,941億円)。

政府経済財政司のフランシス・タム氏によると、歳入は前年から14%、188億1,172万パタカ増で、ゲーミング特別税が231億パタカ増えたという。

職業税、住宅税、所得補充税等の税収は53億448万パタカで、前年から7億6,744万パタカ増。間接税では資産譲渡に関する印紙税が同9億パタカ増の27億パタカ、車輌税が1億3,955万パタカ増の11億9,255万パタカ。この他、土地賃借料収入が9億2,503万パタカ増の21億7,653万パタカ、都市建設、観光及び社会保障充当による収入が10億4,386万パタカ増の66億1,648万パタカ、来年分譲分の公団住宅収入が9億4662万パタカがある。

2014年度歳出は2013年から6%、49億6,427万パタカ減の776億1,173万パタカ。

一般総合歳出予算800億7,105万パタカのうち、311億9218万パタカを現金給付、個人年金積立口座への注入、教育手当、教員・学生手当、住宅向け電気代補助、医療費補助計画等へ充てる。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

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