マカオ貿易投資促進局（IPIM）は9月22日、同局のMICE誘致支援ワンストップサービスのデータを根拠に、今年（2023年）9月から12月の間にマカオで金融、ヘルスケア、IT、ツーリズム、スポーツ等がテーマのMICEイベントが40件の開催準備が進んでおり、延べ40万人超の参加者が見込まれることを明らかにした。

　同局によれば、今年上半期（1〜6月）累計のMICEイベント開催件数は前年通期の実績（477件）を上回る490件超、参加者数についても同5割増の延べ70万人超に達したとのこと。今年通期のMICEイベント開催件数は1000件超に上るとの見込みとした。

　同局では、MICE産業の市場化、専門化、国際化、デジタル化、エコ化を推進するため、9月22日にマカオの5つのMICE関連業界団体と実務交流会議を開催し、マカオのMICEに関するハード及びソフト資産を上手に活用して国際旅客ソースの拡大を図り、マーケット主導による専門的なテーマのMICEイベント開催、ITを活用した効果の最大化、エコロジーMICEの発展などについて議論したとのこと。