マカオ国際空港、春節シーズンに80往復の増便とチャーター便…前年から倍増=日本は大阪と北九州へ

マカオ特別行政区民航局(AACM)は2月5日、戊戌(つちのえ)年の春節シーズン(2月4〜26日)にマカオ国際空港を発着する80往復分の増便とチャーター便の運航申請を認可したと発表。前年の同じ時期との比較で倍増となる。

認可を得た増便及びチャーター便の運航会社はマカオ航空(マカオ)、吉祥航空(中国本土)、中国東方航空(中国本土)、スターフライヤー(日本)の4社で、路線別の内訳は中国本土7都市(上海、杭州、南京、寧波、常州、成都、青島)に51往復、台湾(台北、高雄)に24往復、日本2都市(大阪、北九州)に2往復、タイ1都市(バンコク)に1往復。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCC(格安航空会社)の誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況だ。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。

マカオ国際空港(資料)-マカオ・タイパ島(写真:AACM)

マカオ国際空港(資料)-マカオ・タイパ島(写真:AACM)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2025年)10月及び1〜10月累計…
  2.  マカオ司法警察局は11月20日、刑事捜査、警務連絡、刑事技術及び危機交渉等の部門が突発的な重大事…
  3.  澳門海關(マカオ税関)は11月20日、違法な運搬活動(いわゆる運び屋行為)の実態に合わせ、運び屋…
  4.  マカオ特別行政区政府は11月20日、マカオ立法会に「2026年度財政年度予算案」法案を提出した。…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月20日夜、同局の観測データで現在マカオにおいてインフルエンザウ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月29日、国際旅客誘致策の一環として昨年(2024年)実施した香…
  2.  今年(2025年)に入って以降、マカオ政府が新交通システム「マカオLRT」の新路線計画を相次いで…
  3.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオ政府は6月9日午後5時からマカオ政府本部ビルで特別会見を行い、SJMリゾーツ社、メルコリゾ…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…

イベントカレンダー

11月 2025
      1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
« 10月   12月 »
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年11月号
(vol.149)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun