マカオの5月CPI4.93%上昇=カジノ低迷長期化も家賃及び外食費は右肩上がり

近年、マカオでは物価の上昇が続いているが、昨今のカジノ売上低迷を受け、今年(2015年)4月の総合物価指数(CPI)上昇率はおよそ4年ぶりの低水準を記録した。しかし、マカオ政府統計調査局が6月23日に公表した最新データによると、5月のCPIは前年同月比4.93%上昇の105.39となり、再び前月を上回る結果となった。

前年同月との比較で最も価格指数の上昇幅が顕著だったのは「住居・燃料」9.93%、「医療」6.02%、「家庭設備及び用品」5.43%、「食品・ノンアルコール飲料」5.16%で、家賃、外食費、問診サービス費、ホームヘルパー費の値上がりによるもの。一方、「たばこ・アルコール飲料」が2.07%の顕著な下落だった。

前月との比較では0.50%上昇。婦人用衣料及び靴の価格上昇、ホームヘルパーの賃金、問診サービス費用の値上がりを受け、「衣類・履物」、「家庭設備及び用品」、「医療」価格指数がそれぞれ1.29%、0.93%、0.92%上昇。また、LPガス及びガソリン価格が上昇に転じ、前月からCPIを0.13ポイント押し上げた。一方、生鮮野菜・果物、鮮魚及び海産物価格の値下がりが「食品及びノンアルコール飲料」価格指数の上昇を一部相殺した。

今年5月までの直近12ヶ月の消費者物価平均指数は直前期と比較して5.52%上昇。このうち「住居及び燃料」、「食品及びノンアルコール飲料」、「医療」がそれぞれ11.31%、5.59%、4.94%と上昇が目立った。

今年1-5月の消費者物価平均指数は前年同期比4.92%上昇。このうち「住居及び燃料」、「医療」、「食品及びノンアルコール飲料」がそれぞれ10.53%、5.56%、5.12%と上昇が目立った。

マカオの町並み(資料)=2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=2015年4月(写真:GCS)

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