マカオ、カジノ周辺担当の警察官に催涙スプレー配備を検討…警察官襲撃事件における威嚇発砲受け

マカオ保安庁の黄少澤長官は1月7日、同月3日深夜、マカオ・コタイ地区のカジノIR(統合型リゾート)施設の門外の喫煙禁止場所での喫煙していた違反者の男3人が治安警察局所属の警察官から注意を受けた際に逆上して襲いかかり、警察官が上空に向けて威嚇発砲を行った件について記者会見を行った。

黄長官は、マカオにおいて発砲行為は決して小さなことではなく、治安警察局の梁文昌局長に対し、カジノ周辺を担当する警察官へ発砲に代わる手段として催涙スプレーの配備が可能かどうか検討するよう指示したことを明らかにした。カジノ施設内を担当する司法警察局所属の警察官については、すでに7〜8年前から催涙スプレーを配備しているという。

また、カジノ内外における突発的な事件発生時において、警察とカジノ運営会社の警備部門との連携が重要になるとし、7日午後に治安警察局及び司法警察局がカジノ監理部門にあたる博彩監察協調局と会議を行うとした。

なお、威嚇発砲を行った警察官に関しては、現場で勇気ある対応をしたとし、停職にするような問題ではないとの考えを示した。現在、本人の心理状況を考慮して前線の勤務から離れているという。ただし、警察では発砲行為があった場合、都度検討と調査を実施しているとし、結果については後日発表するとのこと。

記者会見に臨むマカオ保安庁の黄少澤長官=2019年1月7日(写真:GCS)

記者会見に臨むマカオ保安庁の黄少澤長官=2019年1月7日(写真:GCS)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府文化局(ICM)は3月12日、同月29日に開催を予定している「マカオ・インターナショナ…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は3月8日、「水客」と呼ばれる違法な越境”運び屋”行為の撲滅に向け、各種情…
  3.  このほどマカオ政府財政局が公表した最新の財政収支資料によれば、2025年通期(1〜12月)の歳入…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は3月10日夜、同日マカオ域内で今年第2例目の輸入性チクングニア熱感染…
  5.  マカオ治安警察局は3月10日、2025年通期の統計資料を反映した「交通事故多発地点情報マップ」の…

ピックアップ記事

  1.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  2.  マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は1月1日、昨年(2025年)12月の月次及び年間のカジノ売…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は1月19日、国際旅客誘致策の一環として2024年と2025年に実施…
  4.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は1月23日、新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」の整備構…
  5.  マカオ治安警察局は1月4日、昨年(2025年)通期の各種出入境関連統計の速報値を発表。  …

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2026年3月号
(vol.153)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun