マカオで若手日本画家オギハラフウカさんの個展開催

 マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」内にあるアートギャラリー「Humarish Clubアートスペース」で4月15日から日本の若手画家オギハラフウカさんの個展「浮生若夢(Life is but a Dream)」の開催がスタートした。

 オギハラフウカさんは1997年東京生まれ、京都市立芸術大学出身で、現在は中国美術学院に留学中。古典的な技法や墨を画材として用い、「境界の探究と融合」をテーマとするポップな日本画を制作する注目度の高い若手アーティストの一人だ。今回はマカオで初めての個展となり、近年制作の作品35点が展示されている。オープニングセレモニーでは流暢な中国語を披露し、会場を沸かせた。

個展の会場で作品解説を行うオギワハフウカさん(写真:Humarish Club)

 「浮生若夢(Life is but a Dream)」展の開催期間は(2023年)4月25日まで。オープン時間は12時〜20時(現地時間)、入場無料。

 会場となるHumarish Clubアートスペースは2022年8月にオープン。同所のファウンダー兼首席芸術総監の華雨舟氏は1987年から1997年まで日本に留学し、美術史を専攻した経歴を持つ日本の戦後及び現代芸術に造詣が深い専門家として知られ、これまでに新進気鋭の日本アーティストの個展を度々開催している。

オギハラフウカさん個展「浮生若夢(Life is but a Dream)」会場内の様子(写真:Humarish Club)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ金融管理局は5月8日、今年第1四半期(2024年1〜3月期)のモバイル決済及びクレジットカ…
  2.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は5月8日、同日未明にマカオLRT(新交通システム)の建設中新線…
  3.  マカオにとって第一、第二の旅客ソースにあたる中国本土で大型連休、 香港で飛び石連休となる労働節ゴ…
  4.  マカオ司法警察局は5月7日、同月6日にマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設ホテルの…
  5.  マカオ治安警察局は5月7日、マカオ半島北部にある中国本土との主要な陸路の玄関口・關閘イミグレーシ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun