マカオ 18年6月末の外貨準備高約2兆1308億円=前月から0.1%減

マカオ政府金融管理局は7月16日、今年(2018年)6月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が前月から0.1%減の1531億パタカ(189.4億米ドル、日本円換算:約2兆1308億円)だったと発表した。

今年6月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約10倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の80.3%だった。

また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は103.2で、前月から0.82ポイント上昇、前年同月から3.28ポイントの下落。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比でマカオパタカ高、前年同月比でマカオパタカ安の状況にあることを示している。

マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側の半分)、人口約65万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間およそ3200万人の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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