マカオの公設市場「タイパ街市」のグルメ+カルチャー・クリエイティブゾーンが12月8日ソフトオープンへ

 マカオ市政署(IAM)は12月5日、タイパ島随一の観光名所として知られるタイパビレッジの官也街(クーニャストリート)前にある公設市場「タイパ街市」の活性化計画の一環として整備を進めてきた「グルメ+カルチャー・クリエイティブ」ゾーンについて、同月8日からソフトオープンするすると発表。

 同署によれば、グルメ+カルチャー・クリエイティブゾーンは1〜2階(日本でいう2〜3階)と屋上部分に設けられ、一般公開入札を経て選定された市民及び観光客にマカオならではの多様なスタイルのグルメやクリエイティブな商品を提供する20の事業者が入居するとのこと。

タイパ街市に新設される「グルメ+カルチャー・クリエイティブ」ゾーンのイメージ(図版:IAM)

 なお、従来の生鮮食品及び伝統百貨を取り扱う従来の店舗については、市場のG階部分に集約し、営業を継続するほか、市場の外観についてもリノベーションを実施済みとした。

 タイパビレッジは統合型リゾート(IR)が集積するコタイ地区に隣接する立地の良さと昔ながらの南欧風の街並みが比較的多く残り、特色あるレストランやストリートフードの店舗が多く集まることから、近年多くの観光客を吸引している。

リニューアルされたタイパ街市の外観のイメージ(図版:IAM)

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