レゴ認定プロがマカオの新IR施設スタジオ・シティを再現=使用ブロック100万個、系列リゾートで8月1日から展示

中華圏初のレゴ認定プロ、洪子健(アンディ・ハン)さんが、近く開業を控えたマカオ・コタイ地区の新IR(統合型リゾート)施設「スタジオ・シティ」をレゴブロックで再現するという。高さは2.15メートルで、100万個以上のブロックを使用し、特徴あるリゾートのデザインを忠実に再現しているとのこと。制作は現在最終段階に入っており、作品は8月1日から「ファンタジック・サマー」キャンペーンの一環として系列IR施設「シティ・オブ・ドリームズ マカオ」のエントランスに展示される。

スタジオ・シティ運営会社が7月22日に発表したプレスリリースによると、洪さんはこれまでジャンルを問わず多く作品を手がけ、いずれも世界のレゴファンをアッと驚かせてきたという。また、今回のスタジオ・シティが洪さんにとって最大規模の作品で、一見の価値ありとのこと。

スタジオ・シティはハリウッド映画をテーマとした大型IR施設で、カジノ、ホテル、ショッピングモール、多目的アリーナのほか、世界初の8の字型観覧車「ゴールデン・リール」、バットマンをテーマにしたアトラクション「バットマン・ダーク・フライト」、世界的イリュージョニストとして知られるフランツ・ハラレー氏プロデュースの常設型マジックアトラクション「ザ・ハウス・オブ・マジック」など、ファミリー向けレジャー・エンターテイメント要素を多数盛り込んでいるのが特徴的。プロジェクト総工費は32億米ドル(日本円換算:約3970億円)に上る。開業時期は今年(2015年)下半期の予定。

中華圏初のレゴ認定プロ洪子健(アンディ・ハン)さん(写真:Studio City)

中華圏初のレゴ認定プロ洪子健(アンディ・ハン)さん(写真:Studio City)

 

デビュー間近となった世界初の8の字型観覧車「ゴールデン・リール」=2015年6月(写真:Studio City)

デビュー間近となった世界初の8の字型観覧車「ゴールデン・リール」=2015年6月(写真:Studio City)

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