マカオ2023年4月の住宅不動産市場、前月から取引数減も平均平米単価は上昇

 マカオ政府財政局(DSF)が5月16日に公表した最新統計によれば、今年(2023年)4月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から144件減(約32%減)の301件だった。

 ただし、4月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価については前月から1%上昇の9万5060パタカ(日本円換算:約158万円)に。

 マカオでは昨年12月に従来のゼロコロナから事実上のウィズコロナに転換され、今年1月8日から水際措置が大幅緩和となったことから、インバウンド市場の回復による経済活性化が期待されている。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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