中国とポル語圏諸国の貿易総額、対前年13%増―14年1-2月

中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(中國-葡語國家經貿合作論壇)常設事務局は4月1日、中国税関総署の統計をもとに、今年(2014年)1~2月の中国とポルトガル語圏諸国との間の貿易総額が196.8億米ドルで前年同月比13.51%増だったこと発表。

中国によるポルトガル語圏諸国からの輸入は128.6億米ドルで前年同月比16.97%増、中国からポルトガル語圏諸国への輸出は68.2億米ドルで前年同月比7.48%増。

2月単月の中国とポルトガル語圏諸国の貿易総額は82.88億米ドルで、前月比27.26%減、そのうち中国によるポルトガル語圏諸国からの輸入は60.14億米ドルで前月比12.17%減、中国からポルトガル語圏諸国への輸出は22.74億米ドルで同49.99%減。

中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラムはマカオに本部を置く政府系組織で、ポルトガル語を公用語とするマカオが中国とポルトガル語圏諸国との橋渡し役を担う。主要参加国は中国と、ポルトガル語を公用語とするアンゴラ、ブラジル、カーボベルデ、ギニアビサウ、モザンビーク、ポルトガル、東チモールの各国。

2013年に10周年を迎えた中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(資料)―本紙撮影

2013年に10周年を迎えた中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(資料)―本紙撮影

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