マカオ、イースターホリデー期間中に各種バスサービス拡充

 マカオ政府交通事務局(DSAT)は4月11日、マカオ及びマカオにとって第二の旅客ソースとなる香港で連休となるイースターホリデー(4月18〜21日)を控え、関係各所と協調し、マカオ域内及びマカオと香港を結ぶ各種バスサービスを拡充すると発表。

 マカオと香港の間を結ぶバスについては、4月15日から24日までの間、マカオと香港の市街地間を港珠澳大橋経由で結ぶクロスボーダーバスと港珠澳大橋のマカオ側と香港側のイミグレーション施設間を結ぶ「金巴(ゴールドバス)」の運航頻度を密にするとのこと。

 また、マカオ域内については、4月18日から21日までの間、港珠澳大橋マカオ側イミグレーション前のバス乗り場の待機ゾーンを拡張し、港珠澳大橋マカオ側イミグレーション前と外港フェリーターミナルの間を結ぶ統合型リゾート(IR)運営各社による共同運行の無料シャトルバスの運行を取りやめ、各社の施設とダイレクトに結ぶ無料シャトルバスを運行する方式に切り替えるとした。このほか、同期間には公共路線バスの臨時路線として21AT(マカオ半島中心部とコタイ地区の間を循環)、101XS(港珠澳大橋マカオ側イミグレーション前〜マカオ半島中心部〜マカオ半島北西部を循環)が設定される。

車体の色から金巴(ゴールドバス)と呼ばれる港珠澳大橋シャトルバス(資料)=2022年12月本紙撮影

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