マカオ〜日本間のフライトが6割超の増加…東京・大阪線デイリー化と福岡線新規就航が寄与=16年上半期

マカオ政府統計調査局が8月2日に公表した最新の運輸統計で、今年上半期(2016年1〜6月)のマカオ〜日本間の航空機による往来が飛躍的な伸長を記録していたことが明らかになった。

統計によれば、マカオ国際空港を離発着した日本との往来フライト数が前年の同じ時期から64.8%増の860回となり、全方面平均の6.8%増を大きく上回った。

往来増の要因として、マカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社にあたるマカオ航空が、昨年3月に大阪(関西国際空港)、11月に東京(成田国際空港)線を従来の週4往復から1日1便のデイリー運航に移行、今年3月28日から週4往復の福岡線を新規就航したことが大きかったとみられる。また、同社がホリデーシーズンを中心に日本各地へ積極的にチャーター便を飛ばしたことも挙げられる。

マカオ航空は福岡線について今年10月30日からの増便を発表しており、週5往復体制となる予定。

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

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