マカオフードフェス、タイ屋台村で巻き返し

9月12日、マカオ飲食業連合商会(澳門餐飲業聯合商會)が主催する第13回マカオフードフェスティバルの説明会が市内のレストラン萬濠軒で開催された。主催者によると、今年の会期は11月8日から24日まで、会場はこれまで同様の西湾湖広場となる。出展屋台数は約130で、うち25-30をタイ屋台村が占めるという。

昨年の第12回フードフェスティバルでは「日本関西美食村」を目玉企画にしていたが、日中関係の悪化を受け地元業者による日本食屋台に変更された。その結果、第11回から売上が8-10%下落したといい、今年は売上回復を目指して「タイ屋台村」を誘致するという。タイ屋台村はタイ観光局香港事務所が協力し、タイ料理のほか、タイの伝統文化やマッサージなど、広くタイの魅力を紹介する内容になるという。

第13回マカオフードフェスティバル開催期間は第60回マカオグランプリ記念大会と重なることから、今年は「フードレーシングツアー」を合い言葉にプロモーションを行って行くという。 マカオフードフェスティバルは地元マカオの秋の恒例イベントとして定着してきており、これまで日本食関係の屋台も多く出展し、人気を集めていた。また、西湾湖広場では屋台村の定常化を目指す動きもある。

マカオフードフェスティバル会場イメージ (c) MGTO

マカオフードフェスティバル会場イメージ (c) MGTO

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