マカオ、中秋・国慶節大型連休の単日インバウンド旅客数見込みは約10万人

 中国本土で大型連休となる国慶節ホリデーシーズンは観光都市マカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。

 今年(2023年)の連休は中秋節と合わせて8日間と例年よりも長くなることから、インバウンド旅客の増が予想されている。

 大型連休を控え、マカオ税関、治安警察局、旅遊局、交通事務局、消費者委員会が9月27日、中国本土との主要な玄関口となるマカオ半島北部の關閘イミグレーション施設で合同会見を行った。

中秋・国慶節大型連休を控えた關閘イミグレーションの様子(写真:GCS)

 治安警察局では、連休中の単日通関人数は五・一ゴールデンウィーク期間を上回る延べ50万人に達する可能性があるとし、状況に応じてイミグレーション施設における人流管理を実施し、警察官を増員して秩序維持を図るほか、出入境審査ブースを増やすなどして対応する考えを明らかにした。

 また、旅遊局では、9月の単日インバウンド旅客数は延べ7〜8万人で、中秋・国慶節連休中は平均約10万人とする予測を維持するが、日によっては8月に記録した約14万人を超える可能性もあり、ホテル客室稼働率は9割超になる見込みとした。

 このほか、交通事務局では連休期間中に各イミグレーション施設と市街地を結ぶアクセス等について特別措置を講じることなどを発表した。

中秋・国慶節大型連休を控えた港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの様子(写真:GCS)

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