マカオ当局がカジノVIPルームに対する抜き打ち検査実施

 マカオ司法警察局は2月7日、カジノ関連犯罪の抑止と取り締まり、またカジノ運営企業のVIPルームにおける規則違反の有無を確認するため、同月6日夜にカジノ監理を管轄する博彩監察協調局(DICJ)と合同でコタイ地区にある2つのカジノ施設のVIPルームに対して抜き打ち検査を実施したと発表。

 今回の抜き打ち検査には両局から7人の捜査官及び検査官が参加し、現場に居合わせた合計44人(男36人、女8人)が調査対象となったが、全員がカジノ入場禁止処分を受けていない人物であることが判明し、ルール違反は発見されなかったとのこと。

コタイ地区の2つのカジノ施設にあるVIPルームに対する抜き打ち検査の様子(写真:マカオ司法警察局)

 これと同時に、カジノ施設内にある多くの金属探知ゲート、携行型金属探知機に対するテストも行い、結果はすべて正常に動作し、検査基準を満たしていたという。

 目下、マカオでは年間最大の多客期のひとつとなる農暦新年ホリデー直前にあたり、警察当局が冬の防犯運動を展開する中、特にカジノ内外におけるパトロールを強化して臨んでいる。

コタイ地区の2つのカジノ施設にあるVIPルームに対する抜き打ち検査の様子(写真:マカオ司法警察局)

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