マカオ開催の卓球ITTF男女ワールドカップ2025閉幕…銅メダルの伊藤美誠選手が表彰式に登場

 マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで4月20日、7日間にわたって開催された卓球シングルスの国際大会「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ2025 プレゼンテッド・バイ・ギャラクシーエンターテインメントグループ」が閉幕を迎えた。

 同大会には世界トップの男女各48選手が出場(日本の男女各4選手含む)。大会最終日の20日、準決勝の男女各1試合が行われ、男子はウーゴ・カルデラノ(ブラジル)選手、女子は孫穎莎選手(中国)が優勝の栄冠を手にした。

表彰式に登場した伊藤美誠選手(右)=2025年4月20日、ギャラクシーアリーナ(写真:マカオ政府体育局)

 ウーゴ・カルデラノ選手は世界ランキング5位で、準々決勝で同3位の張本智和選手(日本)、準決勝で同2位の王楚欽選手(中国)、決勝で同1位の林詩棟選手(中国)とランキング上位選手を次々と撃破。南米勢として初のワールドカップ男子シングルス優勝の快挙を成し遂げた。女子優勝の孫穎莎選手は、中国の期待の若手で初のワールドカップ決勝に進出した蒯曼選手にストレート勝ちを収め、マカオ2連覇を達成。

 20日の表彰式には、日本勢として唯一4強入りし、銅メダルを獲得した女子の伊藤美誠選手が登場した。

南米勢として初のワールドカップ男子シングルス優勝の快挙を成し遂げたブラジルのウーゴ・カルデラノ選手=2025年4月20日、ギャラクシーアリーナ(写真:マカオ政府体育局)

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