マカオ旅遊局がPOP MARTとコラボしたインバウンド誘致イベント開催へ

 マカオ政観(マカオ政府旅遊局/MGTO)は6月1日、中国発のアートトイブランド「POP MART」とのコラボレーションによるインバウンド誘致イベント「POP MART MACAO CITYWALK」を同月6日から9月21日までの108日間にわたって開催すると発表。

 マカオ域内の4ヶ所(マカオ半島のラザロ地区、カモンエス広場、聖オーガスチン広場及びタイパ島の排角)にPOP MARTの人気キャラクターとして知られるBaby Molly、CRYBABY、DIMOO、LABUBUの大型インスタレーションを設置。それぞれマカオグルメがテーマになるとのこと。また、マカオ半島のセナド広場にあるリッツビルの観光案内所をイベントの拠点と位置付け、記念写真撮影コーナーやポップアップストアを開設する。

 イベント会場で撮影した写真をSNSでシェアすることで、イベント限定のポストカードを受け取ることができるほか、マカオのリアル店舗で所定のモバイル決済プラットフォーム(マカオのMPayとマカオ版アリペイ、中国本土及び香港版のアリペイ、タイのTrue Money、マレーシアのTouch ’n Go eWallet)を利用して一定金額以上の買い物をすることでイベント限定グッズが当たる抽選への参加機会も提供するという。

 同局では、人気と影響力の大きいIPとコラボレーションをすることでマカオの知名度向上を図り、インバウンド旅客の誘致、さらに旅客へマカオの各所を巡っての消費を促すことで、ツーリズムエコノミーの活性化につなげたい考えとした。

 同イベントの詳細は同局の特設サイト(https://www.macaotourism.gov.mo/article/events/popmart-macao-citywalk)で確認することができる。

マカオ政府旅遊局が開催予定のインバウンド誘致イベント「POP MART MACAO CITYWALK」の告知ビジュアル(画像:MGTO)

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