新ホテル「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ」がソフトオープン

 マカオの統合型リゾート(IR)運営企業ギャラクシーエンターテインメントグループ(GEG)は8月11日、コタイ地区にある同社の旗艦IR施設ギャラクシーマカオに併設する新ホテル「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ(Capella at Galaxy Macau)」を正式ソフトオープンしたと発表。

 同ホテルは17階建ての新タワーに入り、スイート及びペントハウスで構成する客室数は95室とのこと。インテリアデザインをモワナー・ベタイユが手がけたことでも注目される。ソフトオープンの現段階では、同ホテルに関する宿泊、飲食とも同社のVIP顧客を対象とした招待限定での営業としている。

「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ」のインフィニティエッジプールを備えたペントハウスのイメージ(写真:Galaxy Macau)

 カペラ・ホテルズ&リゾーツはシンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランドとして知られ、世界的に著名な旅行雑誌である「Travel + Leisure」において直近まで3年連続で世界のホテルブランド第一位に選ばれているという。カペラブランドのホテルは今回がマカオのみならず、広東省・香港を含む大湾区(グレーターベイ)初進出。

 ギャラクシーマカオには同ホテルのほか、バンヤンツリー・マカオ、ギャラクシー・ホテル、ホテルオークラ・マカオ、JWマリオットホテル・マカオ、ザ・リッツカールトン・マカオ、ラッフルズ・アット・ギャラクシーマカオ、アンダーズ マカオが入り、マカオはもとより世界的にも稀有な複数の錚々たるラグジュアリーホテルブランドが一つ屋根の下に集うIRとなっている。

「カペラ・アット・ギャラクシーマカオ」のエントランスのイメージ(写真:Galaxy Macau)

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