マカオ、2025年3QのGDP詳細公表…観光需要回復で前年同期比8%成長

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月14日、前月(10月)31日に公表した速報値に続き、今年第3四半期(2025年7〜9月)のマカオの域内総生産(GDP)の詳細を公表。

 同局によれば、夏季の旅行シーズンと観光業の好調を背景に、インバウンド旅客数が前年同期比13.6%増となり、サービス輸出の拡大や民間消費の堅調さが経済成長を後押しした。今年第3四半期のGDPは1038.6億パタカ(日本円換算:約2兆0058億円)に達し、実質で前年同期比8.0%増加。経済規模は2019年同期の92.6%まで回復した。

 ツーリズム関連サービス輸出は7.4%増、ゲーミングサービス輸出は14.3%増と大幅に伸長し、サービス輸出全体が10.5%増。貨物貿易では、輸出が4.5%増、輸入は6.5%減に。

 内需面では、政府最終消費支出が2.7%増、民間消費支出が0.8%増と堅調に推移。一方、民間建設工事や公共事業の縮小の影響により、固定資本形成総額は26.1%減となった。

 2025年1〜9月累計のGDPは3013.3億パタカ(約5兆8196億円)で、前年同期比4.2%増。経済規模は2019年同期の88.4%まで回復。サービス輸出は3.6%増、政府最終消費支出は1.8%増、民間消費支出は1.2%増といずれもプラス成長を示したが、固定資本形成総額は9.8%減。

 物価変動を捉えるために用いられるGDPデフレーターは前年同期比1.1%減98.8で、物価水準はやや下落傾向に。

マカオタワーから望むマカオ半島の町並み(資料)=2024年10月本紙撮影

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